岩国市で開業 オオトウカウンセリングルームです


ようこそ、岩国市で開業していますオオトウカウンセリングルームです。ここは病院ではありません。あなたが、あなたご自身と出会えるあなたのお部屋です。

オオトウカウンセリングルームは、あなたのお越しをいつでもお待ちしています。電話番号 (0827)82-5208 におかけください。

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「体験記」は、現在通っておられる方が書かれたものです。ご了承を得てアップしております。皆様方のご参考にしていただければ幸い致します。


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No.31

36才 男

カウンセリングに通う前の状況
 中学校教員です。平成17年度に2年生の担任になりました。初めのうちこそ張り切ってやっていましたが、トラブルを起こす生徒が10人くらいいるクラスで、私の指導のまずさもあって、秩序が乱れ、すさんでいきました。なぜこんなに疲れるのだろう、どうして熱心になれないのだろうと思っていたころ、メンタルヘルスの研修があり、自分は「うつ」ではないかと思うようになりました。8月に病院を受診したところ、中等度のうつであると診断されました。抗うつ剤、抗不安剤、睡眠導入剤を毎日服用しました。精神安定剤ももらいました。これで何とかなると思いましたが、うまくいきませんでした。
 2学期を過ぎたころから学級では授業中の私語や立ち歩きがひどくなり、声を荒げて叱ることが多くなりました。これらの生徒は反抗的な者を中心に結託して私に逆らうようになりました。何度も呼んで諭したり叱ったりするのですが、何をやっても教師は手が出せないとわかってやっている確信犯ですから効果はありません。こうなると授業になりません。大声を出さないですむ日がなくなりました。何かあれば今度は私が先輩の先生や校長に呼ばれて長時間の説教をされる有様でした。
 もう、ものを考えようにも考えがまとめられなくなりました。授業が近づいてくると不安に襲われ、ひたすらタバコを吸い続けました。その授業もひどい妨害の中、ただひたすら怒鳴ったりすかしたりしては、過去のノートを黒板に書き写すだけになってしまいました。ときにはそれすらもできずに終わってしまうことがありました。終わると大急ぎで職員室へ戻り、タバコを吸いました。薬がなくなるのが怖くて、お守りのように薬を大事に持ち歩いていました。倦怠感に見舞われ、机に伏せ込んでいました。騒ぐ生徒を注意することもできなくなり、ただ一日が終わって家に帰れればいいというほどになっていました。「もう行きたくない」と思って休んだこともあります。以前には決してなかったことでした。薬は量が増え、きつくなっていきました。昼間眠くて困りました。何もする気が起こらず、同僚と会話をすることさえおっくうになりました。以前は必ず出ていた飲み会も嫌でたまらなくなり、断ることが多くなりました。誰から見ても元気がありませんでした。自信を失い、自尊感情もなくなりかけていました。

経過
 見かねた母がオオトウカウンセリングルームの広告を見せてくれました。何もしないよりはずっといいと思って、思い切って行ってみました。山口県はあまり行ったことがないので、最初はものの見事に道に迷い、携帯片手に道案内をしてもらいました。
 大藤先生はじっくりと話を聞いてくださいました。泣き言や弱音や言い訳も決して反論したりたしなめたりすることはありませんでした。できればもう誰とも会いたくない、話したくないとさえ思っていたくらいなのに、先生と話していると、「歓迎されている」という感じがして、うれしかったのです。現状をお話しすると、「とにかく、心のトレーニングの効果が出るまで、何とかしのいでください」と言われました。教師としてまともに仕事ができず、自分でも全く情けないとぼやくと、「心が骨折しているのだからしょうがないですよ。今は眠れる獅子でいて、力をたくわえましょう」と言われました。これは名言だと思います。この言葉にどんなに助けられたか。「しょうがない、心が骨折しているのだから」苦しいときは何度も何度もこの言葉をくりかえして自分を励ましました。手につかなかった仕事を何とか片付け、ようやくその年度を終えました。
 翌年は担任も部活顧問も外され、全くの窓際に追いやられました。腹が立ったのですが、反面、負担も減りました。週1回必ずカウンセリングに通い、トレーニングも続けました。このころは逆境転じて福となせば良いと思うようになっていました。カウンセリングの効果が出てきたんだと思いました。嫌になってやめていた運動も先生の励ましで再開。このころからだんだん薬を飲まなくなってもよくなりました。部活がなくなったので土曜日曜が空くことが多くなり、しばらく乗っていなかったバイクにも乗るようになりました。いちばん苦しかった3月はじめころは、休みといえば家で昼まで寝ていたものですが、意識して外へ出るようにしました。夏には念願の中部地方へのロングツーリングにも出ることがてき、この何年間、味わうことの無かった楽しさと解放感を満喫できました。これを書いている今では全く薬は飲んでいません。それどころか、あれほど毎日毎日苦しい思いをして、薬がきれるのを何より怖れていたことさえ忘れているほどです。もうこの学校は転勤して、新しいところで心機一転してやってみようという希望も出てきました。うつは治ってしまったと思うくらい気分がいいのです。でも再発させないようにこれからもずっと通うつもりです。

現在
 オオトウでカウンセリングを受けられたことは、人生の転換点になったと思っています。私の場合、状況が変わったことにだいぶ助けられてはいますが、ほったらかしにしていたら、やはりよくはならなかったでしょう。人間の心は「ちょっと歯車が狂うとすべてガタガタになる」ものです。ほんとにそうです。
 どんな人も心や体の調子を崩したり、悩んだり、うつになったりする可能性があります。なったからといってつまらない人間なのではありません。人間みんな生身ですから。ところで、私は一つ大失敗をしてしまいました。管理職や先輩の先生に自分がうつだということを話してしまったのです。病気のせいだと言いたかったこともあるのですが、この苦しい気持ちを理解してもらえるだろうと思ったからでした。そして窓際族になりました。この経験からいって、私は自分の悩みや、特にうつなどの心の問題は絶対に同僚や管理職に相談してはならないと思いました。どんなに苦しいか、自分がそうなってみないと絶対に分かりません。(たまたま相談相手が悪かったのでしょうが)分からない人たちに打ち明けたりしたら、たちまち誤解と偏見と差別に遭います。相談するなら、自分に不利益にならずプライバシーを守ってくれる部外のカウンセラーでないと駄目です。大藤先生を信じて話に行ってみてください。本当によく話を聞いてくださいます。そして簡単なものですが心のトレーニングはじわじわと効果をあらわしてきます。新しい意欲もわいてきます。にわかには信じられないかも知れませんが、本当です。いまこうしていられるのも大藤先生のおかげです。思い切って来て良かったと思います。心から感謝しています。

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No.32

30才 男

カウンセリングに通う前の状況
 このカウンセリングルームに通うきっかけになったのは人間関係でした。
 当時私はある工場に勤めていたのですが、もともと人見知りで自分から声をかけられない私にとってそれは苦痛以外の何者でもありませんでした。休憩時間でも輪に入れず、1人ポツンとしていました。このままこういう状態が続き辞めてしまおうかと悩んでいた時にオオトウカウンセリングルームの存在を知りました。

経過
 最初は迷いましたが、思い切って行ってみることにしました。そして今までの事を洗いざらい先生にお話ししました。そしていろいろなアドバイスをいただきました。自律神経訓練法も教えていただき実践しました。その結果少しずつではありますが気持ちにゆとりが生まれるようになりました。

現在
 その後ゆとりが生まれたお陰で、職場の人ともスムーズに会話ができるようになりました。みんなも僕に話しかけてくれるようになりました。

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No.33

43才 女

カウンセリングに通う前の状況
 4年前、車を運転中突然気の遠くなる感覚と同時に息が苦しくなり、体中が固まって死ぬのではないかと思う程の不安感と過呼吸発作に見舞われ、救急車で搬送されました。
 以来どうしようもない程の不安感と体の不調が続きました。
 1人でいるのが怖くて、運転はもちろんスーパー、銀行、美容院など1人では行く事ができなくなってしまいました。家の中に居ても、いつも発作が起きるのではないかという不安でいてもたってもいられない状態でした。
 安定剤も手放せず、毎日自分の身体が自分の身体ではない感覚で過ごしていました。

経過
 カウンセリングを受け始めていくうち、パニック発作の仕組み、自分の物の考え方、性格を自分で分析する事ができ、それを理解でき受け止めることができるようになりました。そうなる事でだんだんと心にゆとりができ、客観的に自分を見つめる事ができるようになりました。それと同時に、できなくなっていた事に挑戦して克服してやるぞという気持ちがわいてきて、ドキドキしながらも前向きに挑戦していく日々を過ごすことができるようになりました。 毎日少しずつ少しずつ回復していく実感が感じられるようになってきました。

現在
 まだ、薬は手放すことの不安は多少ありますが、日常生活にはほとんど支障がない位まで回復しています。車の運転はまだ少し緊張しますが、自分を信じていく事で必ず、元の自分が取り戻せる日が来ると信じています。
 オオトウ先生に出会わなければ、今の自分はなかったと思います。感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。

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No.34

22才 女

カウンセリングに通う前の状況
 私は、静かな所や人の集まる場所(本屋や映画館)、トイレの行けない所へ行くとドキドキして必ずお腹が痛くなって下してました。子どもを産んでからは、それがますます酷くなり、家の近くを散歩するのでさえお腹が痛くなってました。
 その事が1日中頭から離れなくて、子どもが保育園に入った時どうしよう…旅行にも行く事ができない…と考えるだけでドキドキして不安な日々でした。夫の実家に行った時も行く前はなんともないのに、時間が近づくにつれて何度もトイレに行かなきゃいけない状態で…。本当に、これから先どうしようと悩んでいた時、新聞に入っていたチラシを見てここの事を知り、思いきって電話しました。

経過
 1日1〜2回の自律訓練を続けていくうちに、毎日のように考えて不安になっていたこれから先の事を、あまり考え込まなくなりました。
 子どもの散歩も、近所のスーパーへ行くのさえドキドキする事もなくなり平気になりました。
 車の長距離ドライブもわりと乗り越えられるようになったし、子どもを保健センターの開放日に連れて行ってみようかなという気になり、毎月ではないですが調子のいい日には連れていけるようになりました。

現在
 小さい事を少しずつ乗り越えられた時、自分の自信に繋がってきました。まだ不安な事もあって、考えるとやはりお腹が痛くなる事もあります。でも、少しずつ治ってきているので、これからも少しずつ治していきたいです。

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No.35

36才 女

カウンセリングに通う前の状況
 私は、もともと神経質でうつタイプの性格でしたが、父が他界して母との関係に色々と問題が生じて余計その性格に拍車がかかったように思います。ずっと悩んできましたが、今回こちらのカウンセリングに通うことになったきっかけは主人がパニック障害になったことでした。パートをしながら、家事や育児…。毎日大変な日々を送ってきました。そこで、主人のパニック障害…。何が何だか分からず疲れ果ててしまって、うつ状態に陥りました。それに併せて、体の感覚がなくなったり、手足のしびれ、震え、耳鳴り、胃痛、不眠、微熱等色々な症状に悩まされるようになっていました。毎日生きた心地がしなく、とても辛いものでした。
 そんな時に、主人がこちらのカウンセリングルームに通っていましたので私もこの苦しい状態から開放されるのなら…と思い、主人と一緒に通うことにしました。

経過
 これまで自分の中に溜まっていた心のモヤモヤを先生に聞いてもらえるだけで、心は随分楽になりましたが、始めのうちはトレーニングの効果については半信半疑でした。正直「本当に良くなるのかな?」と心の中で思っていました。でも、初めてトレーニングを行った時のあの気持ち良い不思議な感覚、気持ちが良くてフワーっとするような感覚を忘れることができません。気持ちがとても楽になって、「自分は今までこんなに体に力を入れて過ごしていたのか…」と、涙が出そうになる位、感激しました。
 そして、毎週通っていくうちに体の様々な辛い症状からも開放されて行き、心の方も、いつもついて回っていた不安やイライラが治っていくのが分かりました。少しずつゆっくりですが良くなっていったのです。

現在
 あれ程ひどかった主人のパニック障害も、すっかり治まる程に回復しました。それと同時に、私もうつ特有の色々な症状から解放されていったように思います。
 先生からよく「家に居る時も寝る前に、トレーニングをやりなさい」と言われているのですが、正直な話、やったりやらなかったりで…。でもトレーニングをやりながら眠ると夜グッスリ眠れるみたいで、途中で目が覚めることが殆どありません。
 しかし、やはりカウンセリングに通う間を置くとどうしても不安やイライラが出てきてしまいます。今や私にとってなくてはならないものになりました。先生との出会いにはとても感謝しています。これからも、完治を目指して通い続けたいと思います。

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No.36

17才 女

カウンセリングに通う前の状況
 当時、私は中学校へ入学したての中学1年生でした。入学して間もなく、周りの環境の変化により、体調を崩し病院へ入院しました。すぐに退院は出来たものの、それから何故か学校へは行けなくなりました。登校時間が近づくと頭痛・吐き気・微熱のような症状が出ました。「学校へ行こう」と思うのに体が言うことを聞いてくれず、自分の体ではないようにも思えました。
 オオトウカウンセリングルームを見つけたのは母でした。正直、私は行く気すらありませんでした。誰とも会う気はなかったし、かなりの抵抗がありました。半ば強制的にオオトウカウンセリングルームの方へ通うようになりました。

経過
 オオトウカウンセリングルームへ通い始めてから、学校へ登校出来るようになりました。教室で授業を受ける事や大人数の中へ入る事は出来ませんでしたが、1年後(中学2年生)には、それも出来るようになりました。中学校3年間は、教室で授業を受けても1時間が限界でしたが、高校へ入学してからは普通に授業を受けられるようになりました。自分でも驚いてます。オオトウカウンセリングルームではただ話をしているだけでしたし、薬の服用などもなかったのですから。しかし、オオトウカウンセリングルームに通っていなければここまでの事は出来なかっただろうと思っています。

現在
 現在、私は高校2年生。高校に通いながら、大学進学を目指しています。通い始めた当初は週に1回のカウンセリングでしたが、今は月に1回となりました。まだまだ心の波はありますが、オオトウカウンセリングルームへ通い始めてから元気になっているのは事実です。そして、先生と出会えた事で将来の夢を明確にすることが出来ました。先生にはとても感謝しています。

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