岩国市で開業 オオトウカウンセリングルームです


ようこそ、岩国市で開業していますオオトウカウンセリングルームです。ここは病院ではありません。あなたが、あなたご自身と出会えるあなたのお部屋です。

オオトウカウンセリングルームは、あなたのお越しをいつでもお待ちしています。電話番号 (0827)82-5208 におかけください。

| HOME | 体験記 |

kokorosoudan.jpg
haato1.jpg

LinkIcon体験記2(No.11〜No.20)
LinkIcon体験記3(No.21〜No.30)
LinkIcon体験記4(No.31〜No.36)

「体験記」は、現在通っておられる方が書かれたものです。ご了承を得てアップしております。皆様方のご参考にしていただければ幸い致します。

LinkIcon体験記1(No. 1〜No.10)

No.1

22才 男

カウンセリングに通う前の状況
 小学4年生のころ、いじめが原因により強迫神経症になり、何度も手を洗うようになり、止まらなくなった。(それまでは、学校にも塾にもちゃんと通っていた)
 そのうち、同じ行動を何回も繰り返すようになり、一向に物事が前に進まなくなった。このころから、心療内科の薬を飲むようになった。
 服薬の影響のせいか、朝起きにくくなり、学校の方も行ったり行かなかったりし、たまに学校に行っても親の送り迎えが必要になった。修学旅行は父親が同伴した。
 小学6年生になって、とうとう不登校になり、何度も担任の先生の訪問を受けた。
 それでも、根性で卒業式だけは出席した。

経過
 中学生になり、朝夕逆転生活が始まり、このころから薬の量も増え、1日の大半を家で眠って過ごすようになった。
 それでもたまに体調のいい時は学校に行くようにし、親が送迎してくれた。
(このころから、自分の不満をぶつけるように家庭内暴力が始まった)
 しかし、困ったことに給食時間になると、みんなより食べ始めることが遅いため、いつも1人で昼休みになっても自分だけ食べていた。それはなぜか?
 目の前に置かれているパン、牛乳、オカズ等をじっと当分見つめ、おもむろにハンカチで牛乳ビンやテーブルを拭いたりして、なかなか手をつけようとしなかったからだ。中学3年間、病気のせいですべてのテストをまともに受けられなかったが、卒業し、担任の先生の助けで、なんとか私立校への進学が決まった。

現在
 高校へ進学し、3ヶ月通学したが、やはり服薬の助けには勝てず、すぐ退学してしまった。このころから、病院の入退院をくりかえすようになったが、仕方なく、高校だけは卒業しないといけないと思い、通信高校に行くようにした。週1回か2回の通学ですむからだ。親に送迎してもらった。
 無事卒業できた。高2のころから、オオトウ先生の所へ通い始め、気分的にとても気持ちが落ち着くので、今でもずっと通っている。今は病院も変わり、担当の先生と相性が合ったのか、薬も前にくらべてだいぶ減り、前のような症状もだんだんなくなりつつある。オオトウ先生のカウンセリングと、病院の先生の助けで、今現在、自分は週3回病院のデイケアーに通所している。もちろん、朝もきちんと起きられるようになった。

▲ ページトップへ

No.2

32才 女

 5月の生理前から体が重く、すぐ疲れ、頭が重い、眠気がある。以前のように体が動かないのでイライラしたり不安になったりする。一時治まっていたが、6月の生理前からまたそのようになる。何か病気になったのではないかと医学書を読む。よけいに気持ちがふさぎ、何をするのもおっくうになる。更年期を体験した人からよく症状が似ているといわれる。
 思い切って精神科に行く。あまり話をしていないのに2月に介護していた祖母が亡くなったためウツ病になったのだろうと言われる。すごいショック。よけいふさぎ込んでしまう。でも今になって考えると精神科に行けば言われても無理ないのかもと思う。
 ニュースやワイドショーで池田小の事件が流れる。頭がおかしくなると平気で人を殺したりするんだと考える。自分もそうなるのではないかと心がしずむ。茶を飲んでもよくならない。
 カウンセリングを受けようと思う。タウンページを見て先生の所に電話をする。
 私はカウンセリングを3回受けている。最初の時、小さい時の父とのことを先生に話した。先生につらかったことを受け止めてもらう。
 私は、自分は人より変わっている。ずっとこのことを引きずっていた。
 私は可哀相、だから自由になれないんだとずっと思っていた。
 先生に話して、もっとつらい体験をしている人の話を聞く。つらい体験をした人がみんな私みたいな症状が出ることはない。
 それは私の弱さかなと思い始める。自分の人生そんなこと蹴散らしていこうと思う。1回目のカウンセリングで、病的不安と強迫神経症と言われる。(ガスや電気のコンセントが消したかどうか気になる)
 先生から「あなたのようなタイプが自分で自分の首をしめる」と言われすごく納得。わけのわからない不安な波が分かり、ホッとする。
 今、やはり不安な波はきている。だけど何が不安なのか嫌な気持ちになったのか考えると案外しょうもないことで、悩んで悪い方に考えていくことが多い。この紙を書く前、何を書こうかと考えるうちに「なんて自分はダメな弱い人間なんだろう」とひどく落ち込んだ。自分のことを見つめたことがないので仕方ないかと気分が少し楽になる。
 今まであまりにも自分の心、体を考えていなかったと思う。
 大事なことも大事でないことも、ただがむしゃらにやって疲れたり、人と話すことも、元気でない時もニコニコしたり、何か気が付くことが言えればと気を遣いすぎたり、ガスの元栓を切ったかどうか出掛ける前何度も確かめて行く前に疲れたり、本当に嫌になってしまう。
 分かっちゃいるけど止められない自分がどこまで変わるか分からないけど、楽に、気を張る所は張って、楽になる所は、リラックスできるようになりたい。
 それとこの病気になって人の優しさが身に染み、家族の大切さか分かってきた。この病気のおかげで感謝する心を思い出させてくれたので、このことを忘れない人になりたいと思う。

▲ ページトップへ

No.3

31才 男

カウンセリングに通う前の状況
 21才半ばに事件が起きました。ビール(酒)を飲んでいたのですが、甥の子の為に風船を膨らませていたところ、突然ドキッと胸に衝撃を受け、激しい胸痛といてもたってもいられないくらい動揺している状態がありました。その後も、時々、そういう症状におそわれ、だんだん外出が怖くなり、仕事も休職状態になりました。人前でこの症状が出たら…と思うと余計に不安になり退職、実家で引きこもり生活になったのを今でも覚えています。それから、意味のない言動にかられました。塵のようなものが口の中に入ったのを皮切りに、神経質になり、必要以上に唾を吐くようになり、物を見ると口に入れてしまいそうで怖いとか、物をじっと見て離れられないなど、馬鹿馬鹿しいと思うことが私には処理できず、自分の中で大問題になっていました。精神状態がうつ傾向になり、精神科医に診てもらい、薬を出してもらいました。寝られないのもあって、睡眠薬も処方してもらいました。薬に執着して、ますます引きこもりになり、親が広告を見て、カウンセリングに行こうと言ってくれたのがきっかけです。

経過
 症状を全て先生に言いました。それによって、パニック障害と、強迫神経症(強迫観念)だとわかりました。半年後には睡眠剤を飲まないで眠れるようになりました。それは、もう1つ、寝られなければ寝なくていい、人間いつかは眠くなり、寝るのだから。寝ないからって命は取られないと。状況は、ニート状態でした。先生は2つの障害に対して少しずつ自信をつけていく方法(認知行動療法)をカウンセリング毎に教えていただきました。気の弱い自分は、年を重ねていくように、少しずつ行動し、自信をつけたのです。仕事も、同職種のパート募集が近くであるのを知り、先生に相談し、務めるようになってきたのです。自信が少しずつ備わったころ、先生が、自分に甘えない、ぬるま湯に浸かった気分にならないこと(自己愛を捨てろ!そして勇気を出して捨て身でいけ!)とまな板のコイになれと。この言葉が支えとなり、パートから正職(夜勤)もできるようになりました。車運転も10mから始め、少しずつ進めていき、長距離が可能になってきたのです。カウンセリング毎の心理療法、心のトレーニングのおかげだと思います。先生も1回1回親切丁寧にアドバイスご助言いただいたたまものがここにあります。

現在
 現在31才。あの頃を思い出したくないですが、でも、いい経験になったと私は考えます。
 先生も言われるように、真面目で、気が小さく、人間関係、対人関係が幼少の頃から苦手でした。これからみても、なりやすい体質だったように思われます。また、なって良かったと思います。たとえあのとき何事もなかったとして、果たして今どうなっていたか。22才前半のときよりも、今の方が心身が強くなっていると思いました。人生、いいことばかりではありません。時々、私は沈むこともあるのです。自己愛を捨てられず、捨て身になれないときもあります。そのときは、今でも先生に指摘を受け、気付き、直している段階です。あの頃、引きこもっていたのが嘘のように今は外に出るのが楽しいです。
 苦難はあれど、落ち込むことなく前進するのみ!このような前向きなフレーズが書けるようになったのも、先生のおかげだと思います。私は、今でも少し薬を服用していますが、あと1歩なので、仕事にプライベートに人生楽しんでいきたい、このことがゴールに繋がると思います。

▲ ページトップへ

No.4

28才 女

カウンセリングに通う前の状況
 強迫神経症、いろんな症状、加害恐怖や精神病恐怖いろんな事が気になりとらわれてどんどんとマイナス思考、不安で不安でどうにかなるんじゃないかと毎日凄い気持ちで生活していました。本当何とも言えない辛い辛い最悪の状態でした。神経は過敏で音が頭に響いて怖くなったり尖った物が怖くなったりと、毎日ビクビクと 生きるのがこんなに辛いものかとその時は思い続けていました。それでも、仕事は1日も休まず意地で行ってました。客商売なのにお客様の言われることは全然頭に入らず、倒れるのではとか、おかしくなるのではないのかと、そればかりでした。誰か私を助けて楽にしてって感じで必死でした。

経過
 苦しいながらも大藤先生の所へ週1回通い水泳も体のためと始めました。楽になったかと思えばガクッとまたもとに戻ったりと凄く波があり、何でなの?せっかく良い調子だったのにと繰り返しでした。けれど時が経つにつれ、とらわれの時間が短くなっていました。うつっぽい気持ちも全然なくなるとは言えませんが、確実に少なくなっていきました。辛くてやる気が出なくて無気力でも仕事を休まず、先生の所へも通い、規則正しい生活を出来るだけして、そういう行動が私には良かったのだと思います。

現在
 1年前に比べるとずいぶん元気にもなったし、もともとのチャレンジ精神も復活して今は仕事や自分の将来など悩みも変わりました。その時期はとにかく抜け出したい、治りたい一心で夢も希望もありませんでした。今はあり過ぎて困るのですが…今でも生理前などは体調も悪く不安感や心配性など色々な症状はあります。でも、そんな自分を受け入れられるようになったのだと思います。完璧主義でいつも人を羨ましく思い自分なんてと、そういう性格は今もありますが、それはそれで欲が強く上へ上へと上がりたいという事であって、良いところもたくさんあります。それに性格なんてすぐに変わるものでもないし、もちろん努力は必要ですが、そんな自分を受け込れられ、時にはあきらめ開き直ることが私は大事だと思います。大藤先生のお陰でずいぶん救われました。まだまだ修行中です。

▲ ページトップへ

No.5

30才 女

カウンセリングに通う前の状況
 数年前から、自分が記入した数字・文字について自信がなく、必要以上に確認をしなければ不安で、納得するまで確認行動をしていました。
 今年になり、趣味活動の会計を任され、さらにその行動がエスカレートしてしまい、疲労、下痢に悩まされていました。
 これではいけないと思い、カウンセリングに通い始めました。

経過
 初めて訪れた時、強迫性神経の症状と言われショックを受け、次の日にはその行動・不安がさらに増してしまいました。
 2回目のカウンセリングで、息を鼻から吸い、口から出し体の力を抜くようリラックス法を教わりましたが、このような簡単な方法で改善されるのかが不安でした。

現在
 4回通いました。
 目の前に書類がなければ確認できないので、会計書類を記入したら、直ちに親に預け目の届かない所に置いておくという方法をした日は、確認したいという多少の不安感がありましたが、次第に書類の事を忘れることができました。
 自分の判断でこの方法をしてしまったので、先生に良いか悪いかを伺いました。
 「少しでも安心できたのなら、今の状態には良い方法だ」とアドバイスを頂きました。
 その後、自分の心の中で、良い意味で、何かが違うと感じられるようになりました。
 でも何が違ってきたのかは、まだ具体的には解りません。
 これから自分なりに努力し、カウンセリングと併用していきたいです。

▲ ページトップへ

No.6

29才 男

カウンセリングに通う前の状況
 対人関係が上手くいかず、身体的にも、頭痛・めまい・耳鳴りがあり、精神的には落ち込み、半ばやけくそになっていました。

経過
 最初は治そうと気持ちが焦り、回復している実感があまり持てませんでしたが、辛抱強くカウンセリングに通うことで、少しずつ症状は軽くなっていきました。

現在
 まだ全快とはいきませんが、症状は以前とは段違いに軽くなったと思います。
 また自分にも少し自信がつき食欲も持てるようになりました。
 これからも、カウンセリングに通うつもりです。

▲ ページトップへ

No.7

26才 男

カウンセリングに通う前の状況
 何か心配なことがあると、ずっとこだわり、今日はどうだろう明日はどうだろうと考えていました。吐き気、目眩、喉の異物感など症状は次から次へと現れました。一つの症状が消えると、また違う症状が現れるという状況でした。そしそてまたなるのではという不安と死への恐怖感が常にありました。

経過
 カウンセリングに通いながらも、何度「もうだめだ」と思ったか知れません。
 しかし、半信半疑ながらもずっと通っているうち、不安定になっても立ち直りが早くなって、正常な精神状態が長くなってきました。

現在
 以前ものすごくこだわっていたことや不安が頭をよぎってもそれほど気にならなくなっています。そして日常生活は普通に楽しんでいます。

▲ ページトップへ

No.8

31才 女

カウンセリングに通う前の状況
 カウンセリングを受けて2回目で書きました。
 自分が大嫌いで、とにかく自信がありませんでした。自立したくても認めてくれたい親。これも原因の1つかもしれません。”こんな考えをする自分はおかしいのではないか””ここに私は居てはいけないんじゃないか””あんな事をしてはいけない””こんな事を言ってはいけない”など自問自答してすべて否定をしていました。自分はどのように行動しようかと考えみた時にも分からないので身動きが取れず、オドオドするばかり。人が信じられない認められない、コワイという思いもあって、どう人と接したらいいのかも分からない。うまくつき合えない。いつも追い詰められてる感覚があり、何処に居ても、場になじめず、孤立感を抱き、浮いているように思えました。

経過
 生活環境を変えてみれば、何かキッカケがあって良い方向へ向かうかもしれないと、仕事を一つ増やしてみた。心の中に常にある物足りなさを埋めようと興味のあるレジャースポーツなど色々な事をやってみた。気分転換も必要かなと旅行にも行った。だけど何をやっても、心の空虚感は消えることなく、逆に何をやってもダメだったという事実でまたもや自分を責めて追い詰めていた。何年間か”どうにかしなきゃ””逃げてちゃダメだ”と自分なりに頑張ってみた。しかし、過去を振り返ってみた時に今の状況と比べてみると良くなるように頑張ってきたはずなのに、逆に悪くなっているように思えた。……ということは、こらから先はもっと悪くなっていくの……?!恐ろしく、不安になった。逃げ場がなく、身動きが取れない。おしつぶされそうだった。頭の中はモヤがかかっており、考え、決断することが難しく、何を言われても頭に入らない状況だった。心にも全くゆとりがありませんでした。

現在
 これからどうなっていくのか、不安でもあり、楽しみでもあります。

▲ ページトップへ

No.9

27才 男

カウンセリングに通う前の状況
 カウンセリングに通うまでの自分の症状は、不安感とそれに伴う、吐き気と軽い目まい。これらの症状が出るきっかけとなったのが数年前の北海道旅行。気分が悪くなり、トイレに吐きに行ったらのどの血管が切れたらしく、血を吐いてしまって。それから2〜3日間は、吐き気に襲われてた。それからは、旅行に行くことも、県外に行くことも出来なくなってしまった。とにかく、遠い場所に行くことが恐怖でたまらまかった。

経過
 先生の助言により、行動療法を行い。少しずつ遠い場所に行くことにした。それと併用して、弱い自分を少しでも強い自分に変える為、考え方や、気の持ち方を変えるようにした。それと、何事も失敗を恐れず失敗としても、出来るだけ『開き直る』ようにした。

現在
 今は、日帰りできる場所なら行けるようになり、福岡と広島なら、1泊出来るようになった。そして2年前と、現在の自分を比べると見違えるほど、強い人間になった。

▲ ページトップへ

No.10

50才 男

カウンセリングに通う前の状況
 通う前は、自分に自信が無く、不安が絶えずあった。

経過
 欠点を直すために色々御指導を受けるうちに周囲が広く開けるように感じ、多角、広角的に思考できる心のゆとりができ、心が軽く、よし頑張ろうという気持ちになれた。

現在
 毎回のカウンセリングが楽しみになってきた。問題解決の糸口が徐々ではあるが解けるようになった。もっと磨いてよりよいものを作り上げたいという気持ちが高揚してくるのが自分でも感じるようになったことは、大きな収穫であると思う。更に自分を磨いて更なる1歩を気付いていくように努力してゆこうと思う次第である。

▲ ページトップへ